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大相撲の連続満員御礼記録が80日で途切れたニュースで懐かしい思い出が蘇った

少し前の話ですが・・・

平成26年大相撲九州場所十二日目から続いていた連続満員御礼記録が平成27年大相撲九州場所二日目(平成27年11月9日)にて80日で途切れました。

 

私は以前、大相撲のチケット販売の仕事をしたことがあります。その頃は、大相撲冬の時代で初日でさえ満員御礼がでないこともありました。

山のようにある売れ残りチケットを見て、先輩が「以前はそもそも一般発売にチケットが残っていることが無かった。」と言っていました。企業や後援会など、大口購入で残らなかったのでしょう。

 

本場所中は、チケットの販売ではなくお客さんの案内係をしていました。*1

 

朝青龍の出番はいつ?

大相撲は早い日は8時半から開場していました。今もそうだと思います。そんな早くからお客さん来ないだろうと思うかもしれませんが、実はとても沢山いらっしゃるのです。

外国人観光客のみなさんです。

私は少しだけ英語とスペイン語ができたので、優先的に外国人の方を席まで案内していました。みなさん色々なところからいらっしゃいます。

しかし、だいたい9時半頃になると、案内した外国人の方々が入場口に戻ってこう切り出します。

 

外国人観光客:「アサショーリュー、いつ?」

私:「あと8時間後くらいです」

外国人観光客:「Oh...」*2

 

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2007年の写真。この頃もガラガラです。

 

ベテランさんは1日に10万稼いでいた

当時の案内係は、お客さんを案内すると飲食物やお土産の注文をとりました。枡席まで商品をお持ちして、そこでお代を頂きます。このお代、私が働いていた時はもちろん金額通りのお代でお釣りもしっかり渡していました。

しかし、ベテランさん達によると昔は(おそらくバブル時代)お代としていつも一万円渡されるそうで、お釣りはいらないということがほとんどだったようです。いつも「あの頃はよかった」と話してくれました。案内した時点でチップももらうそうで・・・。だいたい1日で10万円、初日や千秋楽だとご祝儀ってことで多いと20万くらいだったとか…。とすると、本場所15日間(働くのは13日程)で150万くらい稼いでたことに・・・!?(私はバブル時代を経験していないので、これが実話なのか、バブル時代と当時(2000年台)を比べるために大げさに言ったのか、判断がつきません。)

 

私が働いていた3回の本場所でチップをもらったのは5回ほどでした。1人は外国人観光客で他4人は60代以上の方でした。バブルの名残でしょうか…?

 

 

満員御礼が続いたというニュースで、懐かしい思い出が蘇りました。

あのベテランさん達は今でもお元気でしょうか?さすがにもう勤めてはいないでしょうが、活気が戻った大相撲、色んな意味で懐かしんでいることでしょう。あの頃はよかったと。

 

*1:私がしたのは枡席でもB・Cの後ろのほうです。A席(前の方)には茶屋の出方さんがついています。

*2:当時は(今もかな?)再入場が1回ならできたので、横綱土俵入りが見たいのなら3時半頃、取り組みだけなら5時半頃までに戻ってくるように伝えました。が、だいたいお昼すぎにみなさん戻ってきていたように思います。